【すごい】KOC出場トリオ・青色1号のメンバー、本番当日の朝までホストクラブでバイトしていた
驚きのエピソードが飛び出した。キングオブコント(KOC)に出場したお笑いトリオ・青色1号のメンバーが、本番当日の朝までホストクラブで働いていたというのだ。舞台に立つ直前まで夜の街で接客をしていたという事実に、関係者やファンの間で大きな話題となっている。
青色1号は、結成わずか数年でKOC本戦に進出した注目の若手トリオ。独特のネタ構成とテンポの良い掛け合いで、準決勝からファイナルまで快進撃を見せてきた。そんな彼らの裏側に、まさかの“ホスト兼芸人”という二重生活があったとは、誰も想像していなかった。
バイトをしていたメンバーは、経済的な理由からホストとして働いているという。芸人一本で生活するのはまだ難しく、夜に働きながらネタを作る日々が続いていたそうだ。KOCの本番前夜も、彼はシフトを抜けられず、朝方までお店で接客していたという。
「本番の日も、帰ったのが朝の6時頃。シャワー浴びて、そのまま会場に向かいました」と本人は笑いながら語った。眠気よりも、緊張と興奮でアドレナリンが出ていたという。会場入り後も、メンバーが差し入れたエナジードリンクを片手に、リハーサルに臨んでいたそうだ。
青色1号のメンバーたちは、こうした苦労を隠すことなく明かすことで、より親近感を持たれる存在になっている。SNS上では「努力がすごい」「バイト明けであのパフォーマンスは本物」「二足のわらじに尊敬しかない」と称賛の声が相次いでいる。
一方で、芸人としての覚悟を問う声も一部で上がっている。「KOCの本番前にバイト?」「集中して挑んでほしかった」との意見もあった。しかし、それに対してメンバーは「どんな環境でも全力を出すのが自分たちのスタイル」ときっぱり語っている。
青色1号は、日々の生活の中で得た経験をネタ作りにも生かしているという。ホストとして接した客との会話や夜の世界の空気感が、独特の人間味や観察眼につながっているそうだ。実際、彼らのコントには人間の裏表や感情の機微を描いたものが多い。
本番当日も、睡眠時間ほぼゼロながらも堂々としたパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。審査員の一人は「疲れを感じさせないエネルギーがあった」と評価。観客の笑い声が響く中、彼らの努力が実を結んだ瞬間だった。
KOC終了後には、ホストクラブの同僚や常連客からも祝福のメッセージが殺到したという。「お店で応援してました!」「テレビで見て感動しました」といった声がSNSを賑わせ、店の知名度まで上がったというエピソードもある。
今や“夜と笑いをつなぐトリオ”として注目を集める青色1号。彼らのサクセスストーリーはまだ始まったばかりだ。バイト明けでも舞台で輝く姿は、夢を追うすべての若者に勇気を与えている。